名入れタオル完成後の袋詰めとロット

名入れタオルをお店などから手渡されたこのとある方はお気づきと思いますが、普通名いれタオルは「のし」をかけられた形でビニールの袋に入っていますよね?
あの「のし」に「粗品」とか「おたおる」といった文字を印刷してタオルにかけ、そしてビニールに袋詰めするのも、私たちの仕事の一部です。

まず、「のし」についてなのですが、こちらももう基本形が決まっています。
よく見かける、紅白の結びに「粗品」とか「おたおる」といった文字を上側に印刷し、下側には社名や店名を印刷します。時折、住所や電話番号を入れられるお客様もいらっしゃいますね。
この「のし」なんですが、たとえば良くある水引きの柄ではなく、もっとオシャレな感じに出来ないかとか、ブルーやピンクなどの色を使えないかというお問い合わせも頂戴することがごく稀にあります。

結論から言うと、これは可能です。
でも、ニーズが極端に少ないため、機械の設定やのし紙の確保などが大変になってしまうので、作り手からするとあまりやり たくない作業になってしまいます。
とはいえ、お客様のご要望が最重要ですので、ご依頼があれば当然させていただきます。
ただし、その場合はどうしてもコス ト高になってしまうことを最初にご説明させていただいております。
この辺も、もっとデザインに凝れば見栄えも変わってくると思うので、今後の課題のひとつ ではありますね。

さて次は、袋のお話をさせていただきましょう。
のしをかけられたタオルは、次にビニールの袋に詰められて、セロテープで封をされます。これで出荷前の状態が完成します。このビニール袋ですが、基本的な 材質はPP材を使っています。また最近では、PP材よりも透明度が高いOPP材を使うケースも出てきています。
OPP材は確かに見栄えはいいのですが、そ の分値段も高く、PP材の3~4倍のコストがかかってしまうのが難点ですね。

それから最近では、袋の表面に名刺を入れられるポケットのついたものもあります。
これなんかは、非常に良いアイデアだと思いますので、みなさんが名入れタオルを作られる際にぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

袋詰めが終わり、いよいよ出荷となるわけですが、タオルにもやはり出荷ロットというものが存在します。この出荷ロットを知っておくと、結果割安に名入れタオルを発注することが出来るの で、ぜひ押さえておいてください。タオルの場合、ロットの基本はダースとなります。
つまり、12本単位ですね。
その上、プリントをする場合の基本最低ロッ トは10ダースです。
ということは、最低ラインで120本の発注となるわけです。
もちろん、10本単位でもお受け出来ますが、基本外となってしまうため、 どうしても割高にはなってしまいます。ダースによる考え方はタオルに共通していることなので、この辺を理解していただいていると、ムダのない発注が可能に なるとは思いますよ。
※印刷時、あるいは商品包装時に生地や印刷の具合によりB品(規格落ち品)が出る場合があります。このとき稀に、120本のロットが118本になったりすることもあるということをご理解頂ければ幸いです。

 

ちょっと変わった名入れタオル

「ちょっと変わった名入れタオル」をご紹介したいと思います。

その名の通り名入れタオルは、お店や会社の名前、住所、電話番号などが入ったタオルです。
それは今でも同じなのですが、ここ最近、文字ではなくデザインを入れるといったケースが増え始めてきています。

今まで手がけたケースですと、キャラクターをワンポイントあしらったものや、コンサートのグッズとして、ロゴをプリントした物などがありました。

これはもう出来上がりが今までの名入れタオルとはかなり違います。
普通の名入れタオルに比べて、随分と新しいというか、若い感性を感じます。

当然、コンサート会場では、このタオルを多くの人たちが首にかけたり、ハチマキのように頭に巻いたりしています。

「自分はこのタオルを持っているぞ」

と、まるで自己主張しているみたいに。

この時点で、このタオルと、通常販促で配っている名入れタオルとでは扱われ方が随分と変わってくることになります。

かたや、持っていることを人に自慢したくなり、
かたや、使うことさえ恥ずかしいと感じることになるわけですね。

作り手としては、名入れタオルの名入れ部分のデザインが変わっただけなのですが、結果はこうも変わります。
やはりデザインというのは、軽視してはいけないのだなあとつくづく感じますね。

名入れタオル

名入れタオル

名入れタオル



名入れタオルとはどういう物か?

その1「悲しき名入れタオル」

「今年も1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします」

昨年の年末に、いきつけのガソリンスタンドの店員さんから、そんな言葉といっしょに、「つまらないものですが・・・」と粗品を2ついただきました。
一つは、翌年のカレンダー、そしてもう一つはビニール袋に入った小さなタオル・・・。その小さなタオルを良く見てみると、のしがかかっており、「粗品 ○○商店」と書かれています。
そして、のしの下にある白いタオルにも、紺色で「○○商店」と書かれていて、おまけに住所や電話番号まで書いてあります。

・・・と、こんなこと、みなさんも経験がありますよね?
さて、いきなりですけど、その粗品のタオル、今どうなってます?

「速攻で雑巾にした」
「洗車用のタオルとして、クルマの中に入れてある」
「どこへ行ったかわからない」

いかがですか?大よそこんな感じになっているんじゃないでしょうか?お世辞にも、貰ってすごく嬉しい!という風には思えないですよね。

ご存知の通り、タオルなんて毎日使う生活必需品のようなものです。それをわざわざタダで貰ったにも関わらず、どうして嬉しくないのでしょうか?

答えは簡単です。

「ダサイから」 これにつきますよね(笑)

確かに、自宅の洗面所なんかにかけてあるタオルに「○○商店」という文字がはっきりと写っていたら、何だかイヤですよね?
ましてや、外でタオルを使うときにも同様で、なんとなく気恥ずかしいですよね?
そんな悲しい運命を背負っているタオル、それが今回の主役、「名入れタオル」です。

そもそも、名入れタオルは読んで字のごとく「名前の入ったタオル」ですから、その名前を読んでもらうことに意味があります。それなのに、雑巾になったり、しまいこまれたりしては意味がありませんよね。

でも、名入れタオルには、見てもらいたくても見てもらえない大きな矛盾点があるのです。

ご存知の通り、名入れタオルはお店や会社の販売促進グッズです。つまり、売り物ではなく、無料でお配りするものですよね。
ということは、お金は全部そのお店や会社持ちということになります。
となると、あまりコストをかけるわけには行かないので、ありきたりの物かそれ以下になってしまいます。その結果、見てもらえないということになるわけなんですね。

これはタオルを作っている側からすると、ものすごく寂しい話です。
折角、宣伝のためにお金を使っていただいているのに、その役目を果たせないなんて、残念なことです。

「もっとやり方をかえれば、きっと名入れタオルはその効果を発揮する」

その方法をお伝えしたくて、ペンを取り・・・いやパソコンの前に座りました。

本当の意味での販促タオルにしていただければと思います。