手ぬぐいをオリジナルで製作した後の用途

汗を拭く、すすいだ後の食器を拭くなど、乾きやすく常に清潔に使え、手触りもよい手ぬぐは、かさばらないのでハンカチ・タオル代わりに最適です。

少し前までは個人商店などで、年始や祝いの際に、あつらえた手ぬぐいを挨拶代わりに贈るのは一般的でした。

今でも、実用的な上に記念になるので、引っ越しの挨拶や引出物に名入れをした手ぬぐいは人気があります。

カフェやバーで店員さんが頭に巻いているのもバンダナではなく手ぬぐいが増えています。

日常生活でも食器にかぶせたり、棚の上に敷いたり、ちりやほこりよけにも使われていました。

弁当箱を包んだり、車のヘッドレストに巻いたり、パソコンのディスプレイのほこりよけに使ったりするのも良いですね。

フラットジャガード織りマフラーオリジナルタオル

ジャガードのオリジナルタオルにも様々な種類があります。

一般的にジャガードタオルと言えば毛違いジャガード織りタオルを指すことが多く、裏表反転デザインの厚みのあるタオルの事を言います。
他にも、単色ジャガード織りタオル(上げ落ちタオル)と呼ばれる加工方法があり、これは、温泉や旅館、業務用によく使われる織り方で1色の糸の凸凹でデザインを表現するため、デザインが主張し過ぎずボリュームがあり、シンプルな落ち着いたタオルに仕上がります。

その他にも朱子織りやワッフル織りなど、”織り”で表現するタオルは多数ありますが、今回はタイトルの通りフラットジャガード織りマフラータオルを紹介します。

フラットジャガード織りマフラータオルは、海外でサッカー観戦の際によく使われるタオルで、毛違いジャガード織りとは違って表面も裏面もパイル生地ではなく、平らな状態に仕上がるため、タペストリーなどの装飾用グッズ寄りにはなりますが、しっかり給水しますし、毛違いジャガード織りタオルよりも細かいデザインの表現が得意です。

通常のマフラータオルは20cm幅が一般的ですが、フラットジャガード織りマフラータオルは25cm幅となりますのでフェイスタオルに近い幅で家庭でも使いやすく、プリントタオル寄りも厚みがあり、毛違いジャガード織りタオルよりもコストがかからないバランスがとれたオリジナルタオルです。

ジャガードタオルのページに簡単な説明カラーシミュレーターがありますのでできあがるタオルの色はイメージしていただけるかと思います。

まだまだ一般的にはあまり普及していないタオルですので持っていると目立ちますよ。
すでにフラットジャガード織りマフラータオルを製作されているお客様にもご満足いただけています。

オリジナルタオル記事 筆者から

「オリジナルプリントタオルといっても、所詮はタオルじゃないか」
そういうご意見もあると思います。

何といっても、タオルは生活必需品。顔や手を洗ったときに使ったり、風呂上りに使ったり、スポーツで汗をかいたときに使ったりと、水分や汗をふき取ってナンボです。

しかし、そんな毎日当たり前に使い、普通に目にするものだからこそ、メッセージを込める意味があると思うのです。販促だけを考えても、新聞広告やDMよりも目にする機会の多いタオルに、企業名やブランドロゴを入れるだけでも、充分効果が期待できると思うのです。プリントタオルをお作りになられたお客様からも、その後の営業活動が非常にしやすくなったというお話も聞きます。
ということは、もっと積極的にプリントタオルを活用すれば、充分販促効果が期待できると思いませんか?それだけの可能性を、オリジナルプリントタオルは秘めているのです。だからこそ、もっと使ってもらえるタオル、もっと見てもらえるタオル作りをしていかなければならないと思います。

タオル自体の質がよく、そこにしっかりとした形でネームやメッセージ、マークなどがプリントされていたなら、そのタオルはもっと人に見てもらえることでしょう。

オリジナルプリントタオルは、大量生産の既製品ではありません。世界に一つしかない、オリジナルなタオルです。それだけに、メッセージ性は強いはずなのです。

そこにもっと多くの方が気づいて「プリントタオル作ってみようか?」と思っていただければ幸いです。

実際に名入れタオルを発注するには

「名入れタオルの発注方法について」

ここではその知識を活かすための賢い発注方法や、名入れタオルの将来性についてお話しいきましょう。まず肝心なところとして、実際どのようにして発注すれば良いのか?という点について説明から始めていきますね。

名入れタオルを作ろうと思ったとき、一番最初にしなければならないことは、どのような文字を、どのような字体でプリントするのかということを決める作業です。これをデータ入稿と呼びますが、やり方としては2つあります。

一つ目は、私どもがお客様から内容をお伺いして、データ作成する場合。
そして、二つ目は、お客様がパソコンでデザインを作成して、私どもに渡していただく場合です。私どもですべて作成する場合は、お客様からプリントしたい文字を聞いた上で、どういった字体を使うのかサンプルをお見せしてご提案します。お客様からデータをいただく場合は、打ち合わせの時間はかなり短縮されます。

お客様でデータ作成をしていただく場合、通常よりも200円~500円程度割安でさせていただいております。(この金額は、他社の半額程度に抑えております)

ただ、私どもにも、タオルプリントを熟知したデザイナーがおりますので、すべてお任せ頂く方が、最終的に満足度の高い製品に仕上がることが多いです。

データを作成していただく場合、ご注意していただきたい点としては、縦8センチ、横25センチ以内におさめてください。このサイズが、名いれプリントの出来る最大のサイズとなります。この範囲内であれば、たとえワンポイントであっても、たくさん文字や柄があってもかまいません。

データが出来上がった段階で、一度プリントアウトして、FAXやEメールでチェックをしていただきます。この時にOKしてしまうと、もう後戻りが出来なくなりますので、最も神経を使う作業の一つでもあります。
私どもでも、「本当に大丈夫ですか?」という念押しをしますが、お客様でも本当にこれでよいか、じっくりと考えていただきたいと思います。

データ入稿が終わった段階で、プリント工場にてプリント用の版を製作します。
その後、実際にプリントを行います。

プリントの出来上がったタオルは、加工工場に運ばれ、のしをかけて、袋詰めされることになります。この「のし」なんですが、弊社の方で作成して加工工場に送ることになります。ですから、のしの内容についても、事前に私どもとお客様の間で打ち合わせをさせていただくことになります。

前章でもお話しましたが、のしのデザインや色を変えることは可能です。
でも、かなりイレギュラーな依頼ですので、その分はコストとして跳ね返るとお考え下さい。

袋詰めが完了したところで、名入れタオルの完成です。

大切なことなので、再度お話をしますが、
・タオルの基本色は白
・印刷の基本色は紺
・発注ロットの最低は10ダース(120本)
※これ以下でも可能ですが、最低ロットの10ダース分の単価を発注枚数で割った金額となります。

これらと違う条件になる場合は、通常よりも割高になるとお考え下さい。

名入れタオルも高品質製作の神野織物にお問い合わせ下さい。

ちょっと変わった名入れタオル

「ちょっと変わった名入れタオル」をご紹介したいと思います。

その名の通り名入れタオルは、お店や会社の名前、住所、電話番号などが入ったタオルです。
それは今でも同じなのですが、ここ最近、文字ではなくデザインを入れるといったケースが増え始めてきています。

今まで手がけたケースですと、キャラクターをワンポイントあしらったものや、コンサートのグッズとして、ロゴをプリントした物などがありました。

これはもう出来上がりが今までの名入れタオルとはかなり違います。
普通の名入れタオルに比べて、随分と新しいというか、若い感性を感じます。

当然、コンサート会場では、このタオルを多くの人たちが首にかけたり、ハチマキのように頭に巻いたりしています。

「自分はこのタオルを持っているぞ」

と、まるで自己主張しているみたいに。

この時点で、このタオルと、通常販促で配っている名入れタオルとでは扱われ方が随分と変わってくることになります。

かたや、持っていることを人に自慢したくなり、
かたや、使うことさえ恥ずかしいと感じることになるわけですね。

作り手としては、名入れタオルの名入れ部分のデザインが変わっただけなのですが、結果はこうも変わります。
やはりデザインというのは、軽視してはいけないのだなあとつくづく感じますね。

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