プリント手ぬぐいの特徴(本染め手ぬぐいとの比較)


プリント手ぬぐいの特徴は、多色刷りが可能なことと、デザインをはっきり表現できるところです。
やっぱり、本染めに比べて、一度に倍近い色を使えるわけですから、その分表現力も豊かにはなります。それに、本染めはどうしても色と色とが隣接する部分が 交じり合ってしまう「色ぶつかり」が発生するため、多色刷りは難しいのですが、プリント手ぬぐいの場合、そういった心配がありません。
(本染めで多色刷りをする場合は、二度染め、三度染めといった方法で回数を分けて染めることで可能となりますが、当然その分手間がかかってしまうことになります)

またプリント手ぬぐいは、本染め手ぬぐいに比べて、納期的なアドバンテージがあるのが魅力的です。
特に、アーティストグッズなどは、ライブやイベントにあわせて作られることが多いため、発売する日程が決まっていることがほとんどです。ですから、その納 期は絶対厳守しなければなりません。でも、それだけ納期がタイトであるにも関わらず、先方からデザイン案が出てくるのは、比較的時間がかかることがありま す。そのため、納期のかかる方法では、対応しきれません。(これは、オリジナルプリントタオルでも同様です)また一度に作る枚数も多いですから、本染めで は到底対応しきれるものではありません。

それから、サンプルを作れるというのも大きいですね。
コンサートグッズなどは、大きな話なので、おいそれと出来ることではありません。当然、先方としてはサンプルの提出を求めてくることになります。そのときに、「手ぬぐいはサンプルが出せないんですよ。」では、ちょっとまずいですから。

それから、本染めと違う点として、型代がかなり安く抑えられるという所があります。
本染めの場合、型職人が手作業で型を作っていきますが、プリントの場合、コンピュータで作れてしまいます。この時間とコストの差は大きいと思います。それ に本染めのように、型を作ってからデザイン変更ということになると、一からやり直しということになりますが、プリントの場合、その点は融通がききます。と はいえ、本染め手ぬぐいのあの温もりや独特の雰囲気を再現するのは、プリント手ぬぐいではやはり難しいと言えます。本染め手ぬぐいは、人の手作業ならでは 味、プリント手ぬぐいは、機械だから出来る表現力と均一化された品質とそれぞれ持ち味があります。どちらが良いかは、やはりお客様のニーズによって分かれ るところでしょう。弊社でも、「どちらがいいの?」といったようなご相談はいつでもお受けしております。
やはり専門家に聞くのが一番だと思いますので、どうぞお気軽にお問合せ下さい。

 

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